エコアクション21(環境経営)

/ eco action 21(Environmental Management)


ESG金融について

大東文化大学 准教授 鶴田佳史

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ここでは、エコアクション21ガイドライン(2009年版)に載っている基本の要求事項13項目と、環境活動レポート作成についての要求事項2項目について、ポイントを解説します。解説にはアドバイスも含みます。極力、私見は排除しますが,人間ですので限界がありますことをあらかじめ、ご了解ください。

また、ガイドラインの他に「審査及び判定の手引き(Ver.2.11)」というものがエコアクション21中央事務局からでています。「手引き」には審査手順と判定基準が載っています。

審査をうける事業者はこの「手引き」を元に、審査され、判定されることになりますから、この手引きの内容をあらかじめ知っておくことは大変重要なことになります。

したがって、解説は大元の「ガイドライン」だけでは足りません。「手引き」の内容も加味して解説いたします。

なお、この解説はあくまでも補助的なものですので、必ず、実際の「ガイドライン」や「手引き」をお読みになった上で、参考にしていただければ幸いです。

 では、とりあえず、要求事項をながめて下さい。

要求項目は以下の通りです。

それぞれの項目の解説を右の欄の項目名のページに記載しました。

(徐々に書き足していきますので、参考にしてください。) 

 

【基本の要求事項】

 (計画の策定/Plan)

  1.取組の対象組織・活動の明確化

  2.環境方針の策定

  3.環境負荷と環境への取組状況の把握及び評価

  4.環境関連法規等の取りまとめ

  5.環境目標及び環境活動計画の策定

  (計画の実施/Do)

  6.実施体制の構築

  7.教育・訓練の実施

  8.環境コミュニケーションの実施

  9.実施及び運用

10.環境上の緊急事態への準備及び対応

11.環境関連文書及び記録の作成・管理

(取組状況の確認及び評価/Check)

12.取組状況の確認並びに問題の是正及び予防

(全体の評価と見直し/Action)

13.代表者による全体の評価と見直し

 

【環境活レポート作成についての要求事項】

  R-1.環境活動レポートの作成

  R-2.環境活動レポートの公表