漢字とひらがな、トナーの減りが早いのはどっち?

最近、このホームページでエコアクション21の要求事項の解説をはじめました。

あらためてガイドラインの文章を見てみると、ひらがなと漢字の配分比率では、圧倒的に漢字が優勢です。漢字の合間にひらがなが接着剤のように使用されているといっても良いでしょう。

また、法律のような「及び」、「並びに」などの和漢折衷の接着剤も使われています。

「解説」もついているのですが,全体としてガイドラインを初心者の方にわかりやすく翻訳(説明)するのは一苦労です。

「プリントアウトするとき、画数の多い漢字だらけだと、ひらがなが多い文章にくらべて、トナーの減るのが早くなる!、きっと電力消費も多くなる!」などと、エコ寝言のひとつもいいたくなるのでした。

以前、小林秀雄さんという評論家が、デカルトの「方法序説」として訳されている書物の名を、ちょっと記憶が薄れて正確ではないかも知れませんが、確か”わたしのやり方”みたいな、もっとやさしい日本語で表現すると良いのにといっていたのを思い出しました。

 佐々木進市